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〜 FF NOVEL <FFX-2> 〜
by テオ


水 色 の と き

− 前 編 −



「なあ、ユウナぁ。もういい加減、機嫌直してさぁ。」

「………。知りませんっ!」

 南国の明るい日差しの照りつける、ここはビサイド村。
 その中にある質素な家の一つから、その声は聞こえてくる。
 それは、新婚のティーダとユウナが暮らすスウィートホーム……のはずなのだが……。

 朝っぱらから、ユウナの機嫌を取ろうとするティーダと、それを冷たくあしらうユウナの姿。
 しつこくまとわりつくティーダをまるで無視するように、ユウナは済ませたばかりの洗濯物を入れた籠を持って、外に干しに出かける。そのつれない仕草に、ティーダはまたもや玉砕してしまったかとうなだれる。
「あ〜あ〜。だって、あの時は仕方なかっただろ? 俺にどうしろって言うんだよっ。」
 話す相手がその場にいなくなっても、こういう状況ではつい愚痴りたくもなるというもので…。



 話は数日前へとさかのぼる…。


 ティーダが復活し、やっと皆と再会できたちょうどその時期、スピラはブリッツシーズンに突入していた。ビサイド=オーラカはワッカが引退し監督になっていたのだが、その監督自ら家庭の事情でチームの面倒を見るどころではなかった。そう、晴れてワッカの妻となったルールーの出産があったからである。情けないことに、チームの他のメンバーはまとめ役がいなければほとんど何も決められない。
 そんな時に、ティーダが戻ってきたのだった。
 シーズン最初のリーグ戦こそ間に合わなかったが、ティーダが戻ってきたことでビサイド=オーラカはにわかに活気づいた。頼りになるエース登場で、チームをほったらかしにしていたワッカでさえも俄然やる気になってしまっていた。本当は赤ん坊が生まれてから、ルールーに父親として子供に誇れるように頑張って、とハッパをかけられていたからなのだが…。
 そんな状態だったものだから、ティーダがユウナと二人っきりでゆっくりと過ごせたのもほんの数日のことだった。すぐに、元気いっぱいのオーラカチーム&監督と一緒にルカへと向かわなければならなくなったからである。現在既に開催されているリーグ戦には途中参加できないため、次のリーグ戦の前哨戦代わりにトーナメントに出場するんだと、チーム全員が意気込んでいたのだった。

 しかし、せっかく戻ってきたティーダと僅かの間とはいえ離れ離れになってしまうユウナを可哀想に思ったルールーが、チームがルカへ出発する前にこっそりと仲間たちを呼んでくれていた。
 ワッカとルールーが結婚したため、ルールーと一緒に暮らしていた家で、ユウナはティーダと二人で暮らしはじめていた。村中の温かい目に囲まれて。そこで、正式な結婚式はブリッツシーズンが終わってからきちんと挙げるにしても、誓いの儀だけはさせてあげたいという、ルールーの粋な計らいだった。
 もちろん、二人に異存があるはずがない。

 薄暗い、けれど静謐な雰囲気漂うビサイド寺院の中、キマリ・リュック・ワッカ・ルールーという心の底から信頼できる仲間たちに見守られて、ブラスカの銅像の前に膝まづくティーダとユウナ。ユウナは胸の前で手を組み、ティーダは深々と頭を垂れる。そのまま、それぞれが無言で誓いを立てる。

―― 父さん、私、これからこの人と一緒に歩いていくね。

―― ユウナの親父さん。俺、ユウナを絶対幸せにできるよう頑張るっスから。
―― 親父も一緒に見ててくれよな。

 普段の姿そのままの、だからこそ真摯な気持ちでの誓い。

 派手な音楽も煌びやかな飾りも何もないけれど、誓いが終わって立ち上がった二人に駆け寄ってくる仲間たちの笑顔と「おめでとう」の掛け声が……彼らにとっての一番のお祝いだった。

 そしてその翌日、意気揚々とオーラカチームはルカへと発っていった。



 けれども、ティーダがいなくなって、ユウナはすぐに後悔し始めた。

―― やっぱり無理してでも、ついて行けば良かったかなぁ。

 ワッカもいなくなるということで、一緒にルカに行こうという周囲の誘いを断り、ルールーとともにビサイドに残ると決めたのは自分なのだけれど…。ルールーは何度も「私たちは大丈夫だから」と言ってくれていたのに。
 きっと、もう二度とティーダが消えてしまうことは無いという安心感に頼りすぎていたのだろう。ユウナはたった数日ティーダが傍にいないだけで、泣きたくなるほどの寂しさを感じ始めていた。
―― どうしちゃったんだろ? わたし…。
 自分で自分が不思議でしょうがない…。
 これまでのことを思えば、どうってことのない距離と時間のはずなのに。
 ルールーの赤ちゃんの面倒を見ていても、村の子供たちの相手をしていても、朝起きても夜寝る時も、ずっとティーダのことが頭から離れない。夜、眠ろうとしても、隣にティーダの温もりがないことに怯え苛つき、ほとんど眠れなかった。それゆえ昼間も一日中ぼおっとして、食事を取るのさえ忘れる始末だった。
 オーラカが村を発ってからほんの2・3日で、ユウナはすこぶる顔色が悪くなっていた。

 そして、ついに4日目の朝、ルールーが呆れた声で宣言した。
「ユウナ。すぐにルカへ行ってらっしゃい。」
 そう言われることを予想していたユウナは、それでもモジモジとためらっている。
「え…。で、でも…。あともう何日かすれば帰ってくるんだし…。」
 片手を大げさに振り上げ額に当てたルールーが、ため息交じりに言い渡す。
「いいから行きなさい! その数日の間に、あなた倒れるわよ?!」
「…う、うん…。」
 頷いたもののまだ所在なさげな様子のユウナに、一転、優しく目をほころばせたルールーが子供に言い聞かせるように静かに話し始めた。
「もう、我慢なんてしなくていいのよ? ユウナ。今まで散々してきたんだから。思いっきり我が侭になりなさい。2年前、この村を飛び出した時みたいにね。」
 クスッとお互いに微笑みを漏らして、時を懐かしむ顔になっていく。
「その節は、ご心配おかけしました。」
 チョコンと小首を傾げたユウナが、少しずつ元気を取り戻してきているのがルールーに伝わってくる。すやすやと腕の中で眠る我が子をそっと抱きなおして、ルールーは自分自身に言い聞かせるように語る。
「一度、幸せを知ってしまうとね。もう後戻りはできないの。もっともっと、ってどんどん欲張りになってしまう…。」
 意外、とはっきりと顔に浮かべてユウナが聞き返す。
「ルールーも、そうだったの?」
「そうよ? 知らなかった?」
 クスクスと内緒話をしているかのように笑いあう二人。
「今はもうこの子がいるから、大丈夫だけどね。」
 すっかり母の逞しさをまとったルールーが言うことだけに、説得力溢れる言葉だった。
「恋って、恋愛ってそういうものよ。だから、ユウナ。遠慮なんかしないで。」
 堂々と追いかけていきなさい、と力強く後押しをしてくれる。
 今度は、嬉し恥ずかしといった表情で、こっくりと頷くユウナ。
「うん! そうだね。やっぱり行ってくるよ。ありがと、ルールー。」
 そう言った途端、もうすぐにでも飛び出して行きそうなユウナの様子が、ルールーの失笑を呼ぶ。
「はいはい。連絡船は午後だから、そんなに急がなくてもまだゆっくり間に合うわよ。」
 そのまま船着場に行こうと思っていたことを見透かされたユウナは、思わず肩を竦めて笑い返した。
「えへっ。は〜い。」
 準備をしてくる、と元気良く自宅へと向かうユウナを見やりながら、ルールーは小さく呟いていた。
「男なんて、夢中になると、本当に他のことなんか頭にないんだから。そのことをユウナも早く理解できるようになればいいんだけど…。」


 その日の午後。
 今ではもう直行便もあるルカへと向かう連絡船の上に、これからティーダに会えるという喜びを隠し切れないユウナの輝く笑顔があった。



 ルカに着いたユウナは、一刻を争うようにスタジアムへと向かった。
 途中、ユウナに気付いた街の人々が次々に声を掛けてくる。
 このスピラにおいて、大召喚士ユウナの名前と顔を知らないのは赤子を除いて皆無と言ってもいいくらいだから、それも仕方のないことではある。気持ちは当にスタジアムへと飛んでいるユウナだったが、その生真面目な性格から、声を掛けてきてくれる人たちを無視することができない。
「ユウナ様、こんにちは。」
「こんにちは。」
「あー、ユウナさまだー。」
「うん、そうだよ。こんにちは。」
「こんにちはー。」
「ユウナ様、握手して下さい!」
「はい。」
「わぁ〜、感激だな〜」
「ごめんなさい。急いでるから、これで。」
「ユウナさま〜、おはなしししよー。」
「ごめんね。今、とっても急いでるんだ。また今度ね。」
 さすがのユウナも対応できなくなり、早々に人ごみをくぐって走り抜けていく。

―― こんなに顔を知られてるっていうのも、考え物だねぇ。

 まるで人事のようにそんな事を考えているユウナだった。

 通路の向こうにルカスタジアムの入り口が見えてきた。
 船に乗りあわせたブリッツ通の人から聞いたところによると、今日はオーラカが出場しているトーナメントの決勝戦らしい。オーラカはしっかりと勝ち残っていて、対戦相手である本命と目されていたアルベド=サイクスに対抗するダークホースだと、多いに盛り上がっているのだという。トーナメントが終わるのとほぼ同時期に、現在開催されているリーグ戦も10戦目が終わり、次のリーグ戦までは数日のインターバルがある。
―― あのまま待ってても、きっと明日には帰ってきてたんだよね…
 一瞬だけ、躊躇の気持ちが湧き上がる。けれど…。
―― ううん、早く逢いたいのは本当だもん。いいよね。
 たとえたった1日であろうとも、早く逢えるのなら待ちきれない。今では、素直にそう自分の気持ちを認めているユウナだった。
 もうとっくに決勝戦の開始時間は過ぎている。

―― 間に合うかなぁ…

 息をきらしながらスタジアムに走り近寄っていくと、中の観客たちの熱気が外まで溢れてくるようだった。ユウナがスタジアムの入り口階段に差し掛かった時、ドッと一際大きなどよめきが起こり、スタジアムが揺れたように感じた。ファンファーレも鳴り響いてくる。
―― あ〜あ、終わっちゃったのか…
 それでも、どちらが勝ったのかを見ようと中央階段を駆け上がるユウナ。心の中ではオーラカの勝利を確信していたけれど。
―― キミがいるんだから、負けるはずないよね?
 階段を登りきり、見上げた電光掲示板には…。


ビサイド=オーラカ  3
アルベド=サイクス  2


「やった! 勝った!」
 信じてはいてもやはりその事実が嬉しくて、思わず胸の前で手を叩いて喜ぶユウナ。
 目の前のスフィアプールの中では、ティーダがオーラカのメンバーたちと次々と手を合わせて喜びあっている。
―― 良かったね。絶対勝つって信じてたけど、やっぱり心配だったよ。
 水の中の愛しい人に、遠い観客席の端から勝利の祝いの微笑みを贈る。
―― あ、いけない! 早く控え室に行って、直接言わなくちゃ!
 優勝おめでとう、という言葉を。


―― 絶対優勝するっス!
―― そしたら、おめでとうって言ってくれよな。
―― やっぱさ、ユウナに言ってもらうのが一番嬉しいから…


 出かける前に、久しぶりに出場するブリッツへの意気込みを、そう言って最後は照れていたティーダ。思い出して、自然とにやけそうになる自分に気付き、ユウナは慌てて顔を引き締めて階段を下りていった。
 既に選手たちはスフィアプールから退出してしまっていたが、たった今繰り広げられた熱戦の興奮冷めやらずといった感で、観客たちの歓声は未だ止むことなく続いていた。

 しかし、オーラカの選手控え室へ辿り着くまでがまた一苦労だった。ほとんどの観客はまだ客席に残っているとはいっても、かなりの ― おそらくオーラカのファンなのだろう ― 人々が控え室前へと押しかけていたのである。皆、我がことのように祝いの言葉を言い合い、選手よろしく手を叩きあって喜ぶ人々や、陽気に歌っている者もいる。
―― オーラカってこんなにファンがいたんだ…
 あまりの人の多さに、ユウナはア然としてしまっていた。以前のオーラカならまったく考えも及ばないことである。そして、そのファンの人々の中に相当数の女性ファンもいることにユウナは気づく。チラリと嫌な予感が胸を走る。
―― もしかして…
 案の定、その女性たちはティーダのファンらしかった。
 今までのオーラカのファンといえば、あまりの弱さに逆にマニアックな刺激をされた輩とか、弱いからこそ応援したくなるといった反骨精神溢れる野郎どもとか、とにかく女性の影などカケラもなかったのである。強い選手をスカウトやトレードするような財力もなかったし、その地域色の強い朴訥なチームの面々はほとんど女性受けする要素がなかった。
 それでもワッカだけは、その実力から隠れファンが多くいたらしいのだが…。ワッカも監督になってしまった今、いかにもミーハー的な女性が目当てとするのは、彼以外に考えられない。

 ファンたちの勢いに気圧されて、控え室へと進めなくなっていたユウナだったが、気を取り直して人ごみの中へと分け入ろうとした。
―― だって、私はティーダの、お、お、奥さん…なんだもん!
 自分自身に言い聞かせて、勇気を奮い起こそうとするユウナ。

 と、そこへ複数の黄色い歓声が上がった。
「きゃ〜〜!」
 ビサイドチームの控え室のドアが開いたのである。
 真っ先に出てきたのは、監督であるワッカだった。
「な、なんだぁ?! こりゃあ、いったいなんの騒ぎだ?」
 今まで経験したことのないファンの数とその種類に、素っ頓狂な声を上げるワッカ。それも無理も無い。今まで控え室の中で、チームメンバー同士で優勝の喜びを分かち合い、またティーダの完全復帰を祝って盛り上がっていた。それがやっと一段落して落ち着いて出てきたところだったのに、この大騒ぎなのだから。ワッカの後から部屋を出てきたダットやキッパたちも同様の反応で、ただただ目を丸くするばかりだった。
「なんだよ。部屋の前で立ち止まるなって。俺、出られないじゃん。」
 一番最後に出てきたティーダが、その場の状況をまったく知らないまま不平を漏らしながら姿を現した。
 途端に、再度上がる多重嬌声。
「キャ〜! ティーダ〜っ!」
 超音波攻撃かと思えるほどの、声、声、声。
「うわっ!」
「うへぇぇ」
 ワッカを始めとするオーラカメンバーたちが、痛いほどの声に反射的に耳を塞ぐ。そして一刻も早くここを離れた方がいいということを悟り、皆そそくさと駆け出していった。
 まだよく事情を飲み込めないティーダが1人、取り残される。
「え? おい、ワッカぁ、どうした…」
 オーラカメンバーたちがティーダの前を去り、彼の姿がファンの前にあらわになった時。
 興奮が極限に達したらしいファンの女性の1人が、ティーダに飛びついてきたのだった。
「ティーダっ!」
 突進と言っていいほどの勢いで抱きついてこられたティーダは、その女の子ごと後ろの壁にぶつかり、バランスを崩しそうになる。その時に、ほんの少しの隙ができた。

「わっ! ……っ!?……」





―― アレハ、ナニ ?



 ユウナの思考は麻痺していた。

―― あれは、なに ?

―― あれは…キミ、だよね?

―― …キミが…私、以外の人と……キス……してる…?

 身体も石のように動かない。

―― なに? 何が起こってるの?


―― ワッカさんが出てきたあたりから、私、急に身体が動かなくなった。
―― なんでだろう?
―― こういうことが起こるって、予感、あったのかな…

―― こういうこと、って?


―― 見たくないっ!


―― キミの、そんな姿なんて、見たく…ないのに…

―― …からだが……動かない…よ…



 いきなり自分に抱きつきキスしてきたファンの女の子を、ティーダが優しく、けれど断固とした態度で身体から引き離すと、我にかえった女の子は「ごめんなさい」と何度も謝ってきた。どうやらオーラカ優勝とファンであるティーダの活躍に、興奮し過ぎて我を忘れてとってしまった行動らしい。周りのファンの子たちの鋭い非難の目も浴びて、泣きじゃくるその子がかえって可哀想になり、ティーダは「気にしてないっスから」と慰めの言葉を掛ける。
 そして自分のために集まってくれているらしいファンの子たちに向かって、ティーダが笑って答えた。
「みんなもありがとな。これからも応援、よろしく!」
 たった今起こった出来事に憤慨の様相を見せていた他の女の子たちも、このティーダの笑顔と言葉で気勢を削がれ、それぞれ口々に「おめでとう」「これからも頑張ってね」と言いながら散り始めた。この騒ぎをおっかなびっくり ― 半分は面白がって ― 遠巻きに取り囲んでいた他の人々も、この場が治まったことを見て取ると同様に離れていった。
 そうしてやっと、オーラカのみんなが先に行ってしまったことに気付いたティーダが、後を追おうと顔をあげた時、視界の隅にキラリと光るものが映った。
 何気なくそちらの方に顔を向けると。

 そこには…。

 人ごみから少し離れたところに1人、ポツンと。


 ユウナが立っていた。


 ティーダを凝視している瞳を、無機質に凍らせて。

 ユウナ自身も知らぬであろう、止めどなく落ちている涙を光らせて。


 それを見た瞬間、ティーダは自分の心臓が止まるかと思った。
 一回だけ、ドクン、と脈打った後、確かに止まったように感じた。

―― ユウナ!? どうしてここに…?
―― 今の……見られた…のか?
―― あ、だめだ。 何か言わなきゃ…

 一歩、また一歩とユウナの方に足を進めて、恐る恐るティーダが声を絞り出す。
「ユ…、…ユウナ?」


 けれど、ティーダの声を聞いた途端、今までピクリとも動かなかったユウナが、前触れもなく一瞬にしてその場を走り去ったのだった。
 そのあまりの素早さに、敏捷を誇るティーダでさえ対処できないほどに。

 「ユウナっ!」

 呼び止めるティーダの声は、空しくルカスタジアムの廊下に響くだけだった。







   <つづく>




○あとがき○

ティユウ三部作の最後、いよいよ本編となりました。

ここまでお読み下さった方々は、ほとんどが不満をお持ちかと思われます・・・。(だから早く続きが読みたいって? はい、ちょっとだけ待って下さいねー)
最初はこんなに長くなる予定ではなかったんです。 なのに、キャラたちが出張ってくるもんだから〜。作者のせいじゃありません!(完全な現実逃避)
書いていく端から加筆加筆で、気がついたらこんなんなってました〜。Ψ( ̄∇ ̄)Ψワッハッハ〜♪

確かに今作は、ちょっといつもより心理描写を詳しく書いてみようとは思ってたんですけどね。
でもあまり詳しく書き過ぎると、私の持ち味であるテンポの良さがなくなってしまふ・・・。難しいとこです。(苦悩)

前半がやっと終わったところで、7000字超え。あっはっは、もう笑うしかねぇ。(ホント誰かさんのこと言えないわ…)

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