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<<マリ☆フェス>>

+恋する刹那+
【FF8】ラグレ





あるのどかな村の夜

愛ヲ・・・

告白シヨウトスル

オトコが

愛イシ

ヒトを待っていた
*******************************

ある冬の夜の出来事・・・・・

「・・・・う〜ん・・・・何て言えば良いんだ?」

のどかな村―ウィンヒルの小さな丘の上
オトコーラグナは、何か独り言を言いながら
歩き回っていた。

(レイン!愛してる!!俺と結婚してくれ!?・・・駄目だストレートすぎだ・・・)
(何て言えばいい・・・・あ、これは如何だ?俺と銀婚式迎えようぜ!・・・・駄目だ)
(・・・・う〜・・・あ!これなら・・・この指輪・・・受け取ってくれるか?よっしゃ!これだぜ)

台詞が決まったのか、ガッツポーズをとってみせる。
が、あろうことか・・・後ろから、近づいてくる者に、気付いてない

「ラグナ?」
「レ、レイン!?」

不意に掛けられた、言葉に思わず飛び上がってしまう

「どうしたの?」
「え?」

ラグナは・・・・
最愛のヒトを目の前にして、足をつり掛けている・・・オトコが一匹。
足がつりそうなのを隠そうとした為、彼女の問いを聞き逃してしまい
間抜けな顔で、答えてしまっていた。

「え?じゃないでしょ?え?じゃぁ。貴方が、呼び出したんでしょ?話があるって」
「・・・あぁ(やべ・・・台詞吹っ飛んだ)」

今のラグナの顔は、痛みと焦りで、思いっきり引きつっている。
はっきり言って・・・・無様。

「(こうなったら・・・・・)」
「?」
「あぁ、あれな・・・やっぱ、何でもないんだわ・・・じゃ」

そう言って、思いっきり足を引きずりながら去ろうとするラグナ。
が、帰さないと言った感じでレインが、ラグナの腕を取る。

「待ってよ!自分で呼び出しておいて何よそれ〜」
「わかった、わかりましたよ。隊長殿」

諦めたと、言いたいのかラグナは両手を挙げて、最愛のヒトの方に向き直り

「じゃ、レイン。左手貸してくれ」
「え?良いけど・・・・」

ラグナはそっと彼女の左手を取り、何やら作業をする。
その様子を、レインは少し驚いた様に見つめていた。

「はい、これでよし」

ラグナが、手を離したときーレインの手に残っていたのは・・・・

「ラグナ、これ!?」

左手の薬指に納まった、シルバーの指輪だった。

「その指輪、俺と一緒付けてくれないか?」

ほら、一緒だぜ?と自分の左手をラグナは見せた
すると、レインも左手をラグナにみせて。
“ホントに一緒ね?”と、つぶやいてから

「・・・・・喜んで付けさせてもらうわ、ラグナ」

嬉しそうに微笑む、レインの目からは一筋の涙がこぼれ落ち
ラグナはそれを片手で、拭き取ると

「マジで?」
「大マジよ」

レインがそう言うと、見る見るうちにラグナの顔が
明るくなっていくのが、手に取るようにわかった

「ありがとな!レイン・・・・此れからも宜しくな」
「えぇ。ラグナ。よろしく」

二人は、嬉しそうに見つめ合い
静かに口付けた・・・・・
それに合わせるように、辺りは静まり、
夜空に光々と光る満月だけが、二人を見ていたのだった。



今宵は、満月

愛する二人を暖かく見つめ

祝福をし

これからもこの二人の行く末を

イツマデモ

見守っているだろう

今宵は満月

愛する二人を包み込む

暖かきモノとなる

優しき満月

いつも

見守るだけだけども

人々を明るく照らし出してくれる

美しき満月


二人はまだ・・・明日を知らない・・・・


***********************
「私で、いいの?」
「あぁ!レインが良いんだよぉvvv!!」
「あ、ちょっと、ラグナ!?」


fin



Copyright (c) 2002 Feel


■あとがき■
今回はラグレで挑戦です!
今回はちゃーんとシリアスに成ってましたか?



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