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アルティミシアを倒してから、はや二年。 此処に、伝説と呼ばれる青年と現世唯一の魔女が居る。 魔女の名は、リノア・ハーティリー(カーフェイ) 青年の名は、スコール・レオンハート―否、レウァールと言った方が良いか・・・ この二人は、あの一件依頼の恋人同士であることは、言わずと知れている。 本日、恋人から、夫婦となる。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 「スコール・・・どう・・かな?」 純白のドレスを身につけた花嫁は、恥ずかしいのか顔を赤らめて聞いた 「・・・・・・・綺麗だ」 「ホント?」 「あぁ・・・綺麗だよ、リノア」 「スコール」 花嫁―リノアは、うれしそうに俺に飛びついてきた。 は、はずかシィ・・・。でも・・・リノアの匂いがする。 「こ、こらぁ」 怒ってみても、まぁ無駄だな・・・俺、抱きしめてるし。 それから、俺に(俺が放さない)飛びついてはなれないリノアを、落ち着かせて 神父の待つチャペルへ。 皆が見てる、リノアを。 セルフィなんか「綺麗過ぎて、羨ましい」と連呼してるし・・・ アーヴァイン達、男どもなんか・・・鼻の下伸ばしてやがる・・・。 絶対、お前等なんかに、リノアは、渡さん!? 一通り、誓いの言葉を、終わらせて・・・。 「では、誓いのキスを・・・」 ま、まて。まだ心の準備が!! 「スコール?」 そんな可愛い顔して、見ないでくれ!リノア!! オ、落ち着け俺・・・・。 「な、なんでもない」 と、言って、彼女のベールを上に上げていく・・・・ 綺麗だ、リノア!? だから落ち着けって、俺・・・。 何とか落ち着かせて、口付けた。 「ひゅーひゅー!」 あぁ・・・冷やかすなよ! とり合えず、披露宴もチャペルでの誓いうんぬんは、終えた。 今、俺は・・・ホテルの一室で、一人寛いでいる。 何でかって?リノアは、ニ次会に出てるからだ・・・初夜なのに・・・。 (俺は、疲れたから・・・二次会はパスッタ) でも、俺はあんたの旦那に成られるだけで、幸せだ どっかのあいつじゃないが・・・・ 俺は・・・そう・・・ トントンッ 「・・・・ん?」 誰だこんな時に・・・。 「誰だ?」 「俺だ・・・サイファーだ」 な、んで・・・サイファーが・・・二次会に出てるんじゃないのか? (と、おもいつつ、ドアを開ける) ガチャッ 「よ!」 「あぁ」 初夜なのに!初夜なのに!初夜なのに! 「ちょっと、顔貸せや」 サイファーは、結婚式だからなのか、いつもの服じゃなくて背広を着こなしてる。 カッコいいと思う、男の俺が見てもな。 多分俺が女だったら・・・。 余計な事はなしにして・・・奴に付いて行く。 やって来たのは、野外のプールサイド。 「こんな所に、つれてきて如何するつもりなんだ?」 「まぁ、聞けよ」 初夜なのに・・・・。 「俺が、あいつと付き合っていたのは、知ってるよな?」 「・・・・・・・・・・・・・・・あぁ」 あぁ知ってるさ!知ってるとも!それがどーした!? 「未練がないわけじゃねぇんだ」 「宣戦布告か?」 「ちげーよ、アホ」 アホだと!!この俺が?ふざけんなよ、あんたよりちゃんとした魔女に騎士の俺が!(関係ないよ) 「・・・・すなよ」 「は?」 「泣かすんじゃねーぞ、スコール。もし泣かしたら、俺が奪いに行ってやるからな覚悟しとけよ!!」 何の話しかと思えば・・・・ 「泣かすかよ・・・それに・・・」 「それに・・・なんだよ」 「ぜってー渡さねぇよ。クソ野朗」 誰が渡すかよ・・・大切な俺の・・・リノアを 「上等だぜ、スコール」 「うわ!」 ドッボン! あの野郎・・・よくもプールに落してくれたな!! 「お前の道連れだ!サイファー!?」 ドッバーン! ふふ、俺よりハデに飛び落ちたな 「やりやがったな!スコール」 「あんたが、先にやったんだろう」 「この!水かけてやる!」 俺たちは、ずっと水合戦をしていた・・・上がることなく。 その後景を二次会の会場から見ている、ウェディングドレスを身にまとった 純白の天使にも気付かずに・・・ リノア・・・渡さない・・・誰にも 俺だけの天使・・・・ 俺だけの魔女・・・・ そう・・・俺は・・・・・・・魔女の騎士。 fin +++++++++++++++++++++++++++++++ 翌日 「ナ二、風邪引いてるかな〜家の旦那さんは」 「・・・・・」 「あんな時間に、水合戦してるからだよ」 「すまん」 「初夜だったのに〜」 「(サイファーのばっきゃやろ〜〜〜〜〜〜!!)」 Copyright (c) 2002 Feel
■あとがき■ |